Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme

Aozora Bunko

者、どうぞお心安く願います」

蟠作「初めまして、手前は蟠作と申す者、予(かね)て雷名轟(とどろ)く文治郎殿、どうか折(おり)があらばお目に懸りたいと思っていたが、縁なくして御面会しなかったが、能(よ)うこそ御尊来で、予てお噂に聞きましたが、大分(だいぶ)どうも何(なん)だね、お噂よりは美くしいね」

怪(け)しからぬことを言う奴と思ったが文治郎は、

文「えー、今日(こんにち)お目通りを願いたい心得で罷(まか)り出ましたが、御不在であるかお逢いはあるまいかと実は心配致して参りましたが、お逢い下すって誠に此の上も無(の)う大悦(たいえつ)に存じます、少々仔細あって申し上げたい儀がございまして罷り出ましたが、大分お客来(きゃくらい)の御様子、折角の御酒宴のお興を醒(さま)しては恐入りますが、御別席を拝借致して先生に申し上げたいことがありまして」

蟠「いゝえ、なに別席には及ばぬ、これは門弟だから心配には及びません、直(す)ぐにこれで逢う方が却(かえ)って宜(よ)い、何(なん)なりと遠慮のう直ぐにお話し下すって」

文「左様なれば申し上げますが、他(ほか)の儀ではございませんが、紀伊國屋友之助の儀に付いて罷(まか)り出ました」