Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme

Aozora Bunko

え)に投付けましたから、眉間(みけん)へ三日月形(なり)の傷が出来、ポタリ/\と染め帷子へ血の落ちるのを見ますると、真赤になり、常は虎も引裂(ひっさ)く程の剛敵なる気性の文治郎ゆえ、捨置き難(がた)き奴、彼を助けて置かば、此の道場へ稽古に来る近所の旗下(はたもと)の次男三男も此の悪事に染り、何(ど)の様なる悪事を仕出(しいだ)すか知れぬ此の大伴蟠龍軒を助けて置く時は天下の為にならぬから、彼を討って天下の為衆人の為に後(のち)の害を除こうと、癇癖に障りましたから兼元の刀へ手を掛けようと身を動かすと、水色の帷子に映りましたのは前月(あとげつ)母が戒めました「母」という字の刺青(ほりもの)を見て、あゝ悪い処へ掛合に来た、母が食を止めて餓死するというまでの強意見(こわいけん)、向後(こうご)喧嘩口論を致し、或(あるい)は抜身の中へ割って這入り、傷を受けることがあらば母の身体へ傷を付けたるも同じである、以後慎め、短慮功を為さずと此の二の腕へ母が刺青を為したは、私(わし)が為を思召しての訳、其の母の慈悲を忘れ、義によって斯様(かよう)なる処へ掛合に来て、父母の遺体へ傷を付ける