Japanische Klassiker mit Furigana
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あしたはメーデー
槇村浩詩集
槙村 浩
Lesen Sie 槇村浩詩集 (あしたはメーデー) von 槙村 浩 (まきむらこう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 21.095 Zeichen · 51 Bildschirme
青春
(若き日の孤独を灼きつくす情熱を
われらに与えよ
われらをして戦いに凍えたる手と疲れたる唇に
友を亨けしめよ
銀の鉛屋根の上に
朽葉色の標燈の照らす夜を
われらの老いたる母のひとり眠る時
明るき原と自由なる槌を、こゝに
赤きプラカードのごとく
われらと共に擁する友を亨けしめよ
牢獄! 崩れた喜びと愛と思い出の蘇る日
友と生活の悦びを
金盞花えの雑りけなき接吻と共に
鉄色の電気の溶流の瞬間の衝撃のごとく
野の空気の翼の自由なはためきの中に
放射状の紫の果樹の列を、裸わなる跣のくるぶしに踏みしめ
悩める囚われの日々と夜の森とを忘れ
友よ、美くしき少女の唇を心ゆくまで頒とう)
おゝあの美くしい日を誰が返してくれる
これはゲーテが失った彼のヒューマニズムについての歎声だった
だが僕は同じ首章をもって
戦いの中に、磨りへらされた一つの青春について
歌うのだ
僕は永久に行く――ヒューマニズムの不朽の希望について
そしてその不断に前方に波うつ自己像の前に
不朽の希望にふくらんだ胸一ぱいに双手を拡げて
僕は叫ぶのだ
おゝあの美くしい日を誰が返してくれる!と
牢獄で僕は黄銅のゆがんだ