Japanische Klassiker mit Furigana
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わたしのこどもじぶん
沖縄女性史
伊波 普猷
Lesen Sie 沖縄女性史 (わたしのこどもじぶん) von 伊波 普猷 (いはふゆう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 29.877 Zeichen · 60 Bildschirme
これには首里の身分のよい家の女子が任ぜられるのであります。もちろん昔は未婚の女子が任ぜられたのであります。さてこの「あむ」という語は母ということで「しられ」という語は治めるまたは支配するということであるから、大あむしられには政治的の意味のあることがよくわかります。そして大あむしられの下には三百人以上ののろくもいという田舎の神官がありまして、これには地方の豪族の女子(もちろん昔は未婚の女子)が任ぜられたのであります(のろくもいの中で格式のよいのは大あむととなえられています)。もっとくわしくいうと真壁の大あむしられは島尻地方および久米、両先島の百人余ののろくもいを支配し、首里の大あむしられは中頭地方の六十人余ののろくもいを支配し、儀保の大あむしられは国頭地方の四十人余ののろくもいを支配していたのであります。そしてこれらののろくもいの任免の時分には銘々の監督たる大あむしられの所にいって辞令を受けるのであります(これらの神官はいずれも世襲であります)。
沖縄の古い歌に、
伊平屋のあむがなしわらべあむがなしいきやし七親島おかけめしやいが
というのがあるが、これは今度の伊平屋の神官の大あむは歳が若いがどうしてマア、この伊平屋列島を支配することが出来ようかとの意であります(そのほかにもこういう例はたくさんあるが)。