Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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わたしのこどもじぶん

沖縄女性史

伊波 普猷

Lesen Sie 沖縄女性史 (わたしのこどもじぶん) von 伊波 普猷 (いはふゆう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 29.877 Zeichen · 60 Bildschirme

Aozora Bunko

こういう事件があったために、私の親類は自然新しい文明に対して恐怖心を懐くようになった。私の家なぞは少し広すぎたに拘わらず、内地人にはいっさい間を貸さないことにした。そして私の家では私達が言うことを聞かない場合には「アレ日本人ドー」といって、私達を威すのであった。私はろくに外出なぞはさせられなかったので、どこに学校があるかということさえも知らずにいた。ずっと後になって、ようやく学校のあることには気がついたが、そういう所に這入ろうという気にはなれなかった。

七歳の時に、私は従弟と一緒に始めてある漢学塾みたいな所におくられた。そこの先生は漢那大佐の外戚の叔父に当る玉那覇某という人であったが、私達はこの人から始めて「大舜」という素読を習った。そして二、三年の間、ここで四書の素読を習った。当時の漢那君は非常なワンパク者で、いつも叔父の家に裸足で這入って来て、イモを取って食ったり、いろいろのいたずらしたりしていた。あまり大騒ぎをして私達の勉強を妨げると、玉那覇は大喝一声で退去を命じたが、未来の海軍大佐は一向平気なもので、叔父をひやかしながら退却するのであった。