Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

むだい(よん)

無題(四)

宮本 百合子

Lesen Sie 無題(四) (むだい(よん)) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 1.486 Zeichen · 3 Bildschirme

Aozora Bunko

最早絶えることない特種の野卑な醜聞は、嘲弄者に潤沢な機会を与える。大都市の街路は夜毎に世界の他の何処にも又と見られないような展覧会を示して居る。これら総てのことあるに反して、普通の英国人は自分の国の徳義上の優越を授けられたものと考える。そして、他のひと人に迷惑な思いをさせて、それを宣言する機会を失うまいとするのだ。このような男を、偽善者と呼ぶのは抑々其奴を知らないのだ。彼も、自分としては下劣な心情の所有者になるかもしれないし、生活に不注意な者になるかもしれない。が、それは問題外だ。「彼は美徳を信じて居る。」云々。

この一章は、ヘンリー・ライクロフトが最も鋭鋒を現した部分と云えよう。

今日の私共がこれを読んで感じるのは、「豈英国のみならんや」と云うことである。又、ショウが英国で嫌われる。その理由を、国民が彼の云うことが本当なのは認めるが平然と、堂々とそれを認め、云う、そのことを異端として毛ぎらいするかと苦笑されもする。又、一層悲しき微笑の浮むことは、日本から行った者が、帰るときっと無批判に所謂英国の紳士道の盲信にかぶれ、変に奇麗ごとの好きになることである。