Japanische Klassiker mit Furigana
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ばくだんたいへいき
爆弾太平記
夢野 久作
Lesen Sie 爆弾太平記 (ばくだんたいへいき) von 夢野 久作 (ゆめのきゅうさく) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 49.653 Zeichen · 98 Bildschirme
それを警察が強制して失綜届を出させている。葬式も法事も許さない。芸妓屋と親元は泣きの涙で怨んでいるが、泣く児と地頭に勝たれない。ソレッキリの千秋楽になっている……ソイツも正にその通りだ。……のみならず問題の公会堂を覗いてみると建った時のまんま修理した形跡が無い。十人近くの人間が爆死する位なら建物の損害が出ない筈はなかろう……というのか。
……ウム。エライッ……。
豪いもんだなあ。そんなにも頭が違うものかなあ内地の役人は……そこで検事総長と打合わせた結果、極秘密裡に君が遣って来て、直接、吾輩の口から真相を聴く段取りになった……ウムッ。有難いっ。痛快だっ。イヤ多謝……多謝……とりあえず一杯献こう。
君の着眼は正に金的だったよ。
朝鮮モンロー主義……売国巨頭株の一掃……手に唾して俟つべしだ。とりあえず前祝に大白を挙げるんだ。
ナニ……その売国巨頭株の姓名を具体的に云ってくれ……よし云おう。ビックリするな。
貴族院議員、正四位、勲三等、子爵、赤沢事嗣……これが金毛九尾の古狐で、今度の事件の一番奥から糸を操っている黒頭巾だ。君等がよく取逃がす呑舟の魚という奴だ。