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Japanische Klassiker mit Furigana

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どくほんどじょうりくさくせん

独本土上陸作戦

海野 十三

Lesen Sie 独本土上陸作戦 (どくほんどじょうりくさくせん) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 9.443 Zeichen · 19 Bildschirme

Aozora Bunko

「いや、もう一つその前に、全国の空軍基地に対し、単座戦闘機にゴンゴラ将軍を搭乗せしめざるよう厳重命令すべきである」

「その必要はあるまい。なぜといって、ゴンゴラ将軍は、幸いにして飛行機の操縦が出来ないから、安心してよろしい」

ゴンゴラ総指揮官は、頬をトマトのように赧くして、卓を叩いた。

「何人が何といおうと、独本土上陸作戦を決行する吾輩の決意には、最早変りはない。ドイツを屈服せしめる途は只一つ、それより外に残されていないのである」

一座は、尚も喧々囂々、納まりがつかなくなった。あちこちで、同志討までが始まる。

「なにも、そんな危い芸当をやらないでも、もっと確実に、しかも安全にドイツをやっつける方法があるんだ」

「そんなことはないでしょう。自分は総指揮官の作戦に同意する」

「それは愚劣きわまる。よろしいか。わしの考え出した作戦というのは、至極簡単明瞭である。それは、ドイツに対して『わがイギリスは貴国を援助するぞ』と申入れれば、それでよろしいのじゃ」

「なんだ、それは。敵国ドイツを助ければ、わがイギリスはいよいよ負けるばかりだ」

「それだから貴公は、駄目だというんだ。