Japanische Klassiker mit Furigana
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Lesen Sie 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 374.755 Zeichen · 745 Bildschirme
私たちには私たち独特の生活があるわけであり、それを生活の形の上でもはっきりつかむだけ、十分内的にもつかむことが結局そういう仕事をさせるかさせないかにもかかって来る。主要な目標のためには生活をダイナミックに支配出来る必要があり、又自然そうなっても来る。家のことは単純にうちのことではなくていろいろ自分たちの生活の実質について考えさせます。ああ考え、そしてこう考える自分の心持を、そういう心持として又考えます。例えば三日の手紙におばあさんを招く仕度をしていることをかき、私はこの私たちの家を愛します、とあなたに向って云うとき、私は涙をこぼしたの。わかるところもあるでしょう? しかしそこには何か凡庸なものもあります。それもわかるでしょう? そういう工合。
生活の必要につれてどんどん家を掌握する気分よりも、一般が家を固定の方向に、巣ごもり風に、感受して行く空気なので、沈潜と定着との間、微妙なものがあります。大局から見ると更に面白いものですね。地盤がずりかかっているとき、地震のとき、人は自分のつかまっている木の幹に、ここを先途としがみついて行くように。今度の家のことは、思うにこれまで私たちが持った家から家、例えば動坂から信濃町へのうつりかたとは、ずっと内容的に深化して居り、それにふれて動く感情も複雑です。