Japanische Klassiker mit Furigana
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Lesen Sie 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 374.755 Zeichen · 745 Bildschirme
そしたらすぐお届けいたします。
これらの本、それから座談会の用意のためによんだ本、いろいろ深い感想を湧かせて居ります。体の事情がいろいろの段階を通り、それが一つとして単な反覆ではない通り、心配という、こういう心持もやはり、今日のように新しい経験にふれて行くのは微妙です。(この心持は又いつか)どうかお元気で。代筆でも代弁でも辛棒しますから。そちらへ行かないからと云って、私がのーのーと宵いっぱりして、のーのーと朝ねしていられないこと分ったことではあっても、でも又表かきましょうね。私は一つもあなたに心配をかけたくないの、ですから。頁のことも。特別土産のこと(お母さんの)伺ってようございました。
ああ、それから達ちゃん隆ちゃん、其々新しいポケット型の支那便覧をつけて送りましたから。
五月二十二日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(封書)〕
五月二十日 第四十信
ふと思い出したのですが、枕ね、やっぱり元のをつかっていらっしゃるのでしょう、ようございますか? 空気枕は、やはり空気をすこし入れて、何かの上において使わないとポンポンして落着きませんでしょうね。
ゴムがなくて、これから出来るのはこわれやすいから一つ買っておこうと思います、いずれ御入用でしょうから。