Japanische Klassiker mit Furigana
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Lesen Sie 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 374.755 Zeichen · 745 Bildschirme
一昨日は、この間うちからもうすこしでまとまるところになっていた開成山図書館へ送ってやる本の選択完結。『シートンの動物記』それからイーリンの時計や本の歴史、などそろえ林町へわたして、一安心いたしました。シートンが動物の生活を見ている見かたは、ファブルの昆虫より遙かに平明で、平日的です。ファブルの南方フランス気質の誇張やドラマティックな身ぶりはない。ややキプリングの「ジャングル・ブック」に似ています。やはりアングロサクソンの気風がある。しかし鳥のハドソンには劣りますね。こういう動物生活の研究者たちは何故しっかり科学の上に立ちきれないのでしょう。そして、チンダルがアルプスの氷河や旅について書くようにかけないのでしょうね。変にロマンティックになってしまう。シートンが、バルザックの「沙漠の情熱」アラビアの守備兵のフランス人が沙漠で一匹の牝豹と一つ穴にくらし牝豹が彼を恋す。逃げ出そうとすると豹が怒る、友軍に出会ったときのがれるために豹を射ち、その体を抱いて泣く。その豹の眼の色が恋した女のに似ていたから云々というような下らぬ話をそれなり筋だけとって書いたりしている、ことわりはチャンとつけていますが。