Japanische Klassiker mit Furigana
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Lesen Sie 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 374.755 Zeichen · 745 Bildschirme
もしお気持に暇があったら、本当にすこし考えて下さいませんか。では明朝、短い手紙にどっさりの挨拶をこめて。
七月十二日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 駒込林町より(封書)〕
七月十二日 第六十三信
なかなか暑うございますね、夏みかん届きましたか? お金と。きょうは午後一時すぎまでそちらに居りました。アイスクリームと思ったのでしたが、今年はまだの由。人手が足りないと運ぶときとけるので、まだの由。丁度栗林さんも、やはりそちらからの電報ついて、来ていて、又明後日来ると云って居りました。御闘病もいろいろと経過があるのでなかなかですね。いずれにせよ、やっぱり悠々と合理的にやっていらっしゃるに違いないから、その点では安心して居ります。きょうはこれまで話をおききしていたお二人のほかにお会いして、科学的立場ということについてのお話を伺いました。
きょうはそれから新宿へ行って島田へお送りするものを注文して発送させ、達ちゃん、隆ちゃんたちへの慰問袋を二つこしらえて発送。今度は十七日以前にしてしまわないと、又何や彼でおくれるといけませんですから。これで一先ず安心です。それから栗林さんの追加分、全体で三ですから二を今、あとの一を後にわたす分への追加として、それもすっかりすみ。