Japanische Klassiker mit Furigana
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Lesen Sie 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 374.755 Zeichen · 745 Bildschirme
婦人作家の新しい質の現れて来るところです。何という題にしましょうね。「新しい砂洲」とでもしましょうか。わるくないでしょう。砂洲はいけないかしら。でも東京だってデルタでしたからね。それから『新潮』の新年に短篇をかきます。十一月十日で新年の号をしめきるのです、とはおどろきました。
石炭がないので王子製紙の生産が下って、各雑誌又紙がずっと減り、又四割五分とか。そうすると、皆うすくなる、うすくなると頁がへる、頁がへると作家は生存難になる。きょう山田菊子というパリ住居の女のひとが中心になったお茶の会があり、そこで鉄兵さんの話でした。
この夫人をかこむ婦人作家の座談会が明日午後あります(『読売』)。直子夫人大いに日本の婦人作家のレベルのこと知らしてやらねばと力んでいられる由。作家として扱うのは誤っている。旦那さんスウィス人。成程と思いました。スウィスは絶対中立ですからね。そういうことも面白かった。絵をかきます、全くタレントなしです。ポスターはかけるでしょう。
お母さんがフランス人で鎌倉に住んでいるのだそうです。だからすこしは日常の日本もわかっているでしょう。