Japanische Klassiker mit Furigana
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わたしのみたアメリカのしょうねん
私の見た米国の少年
宮本 百合子
Lesen Sie 私の見た米国の少年 (わたしのみたアメリカのしょうねん) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 2.773 Zeichen · 6 Bildschirme
其は、海の彼方の白耳義の子供達、僕等の仲間の事です。家を焼かれてしまい、大切な、誰より大切な阿母さんや父様を殺され、仲の好い同胞達とは何処へ行ったか行方知れずに離れてしまった、気の毒な、僕達の仲間の事です。私共は、斯うやって丁度寒くも暑くもないものを着、おなかが一杯に成るお美味しいものを食べさせて戴き、楽しい学校に通って勉強しています。其を若し彼の人達が見たら如何那心持がするでしょう、僕は知らん振りをしては居られません。此処にはいない、私共の仲間の代りに私共が皆さんにお願いします。どうか貴方が一杯余分な如何でもいい、珈琲を召上る時には、一日中何も食べる物のない、泥水のたまった穴の中で暮している小さい子供の事を考えて、思い出して下さい。僕は真個に出来る丈の事をして、助けて上げたいと思います。けれども、まだ仕事は出来ないので、此頃夕方から三時間程ずつ夕刊を売っては、溜ったお金を寄附しているのです。非常に少しです、全く! けれども、其は私の出来る丈の事をして出来た事なのですから、恥しいとは思いません。どうぞ、少しでも、皆さんが、此は自分の出来る丈だとお思いに成る丈でよろしいから、僕達の仕事、私共、国中の者の仕事を助けて下さい」