Japanische Klassiker mit Furigana
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たけのさとびと
竹乃里人
伊藤 左千夫
Lesen Sie 竹乃里人 (たけのさとびと) von 伊藤 左千夫 (いとうさちお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 14.338 Zeichen · 29 Bildschirme
いわんや、第三回の募集の時にすら先生は既に左のごとくに云うているのである、
前略、古来小区域に跼蹐して陳套を脱するあたわざりし桜花がいかに新鮮の空気に触れて絢爛の美を現したるかは連日掲載の短歌を見し人の熟知するところなるべし。かつその語法句法の工夫は一段の巧を加え文字の斡旋はよくいいがたき新意匠を最も容易に言い得るに至れり。特にその中の傑作と称すべきもの幾首は優に古人を凌ぎて不朽に垂るるに足る。以下略
『帝国文学』の記者はしばらく置く、わが虚子君はなおこれらの文章をも子規子のために抹却するをよしと思わるるであろうか、「優に古人を凌ぎて不朽に垂るるに足る」と子規子がいうても新聞の散逸に任しておいたならば、どうして不朽に垂るることが出来ようか、虚子君が子規子の精神を推測する資格がありとすれば、予といえども幾分その資格があるはずだ、予は一夜夢に先生に見えてこのことを問うた、先生はいう、虚子が何をいう、余計な手入などせぬがかえってしいのだ。
予は自ら慰めてこんなことをいうものの、子規子没後は虚子、碧梧桐と歌われているその虚子君の口から、子規子が迷惑なるべくやに思わるといわるることを予ははなはだ口惜しく思う