Japanische Klassiker mit Furigana
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ふちょうのごげん
符牒の語源
三遊亭 金馬
Lesen Sie 符牒の語源 (ふちょうのごげん) von 三遊亭 金馬 (さんゆうていきんば) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 5.981 Zeichen · 13 Bildschirme
門前までくると子供が大勢集まって、
「やあ権助さんがまた徳利を持って内緒でお酒を買ってきたのだろう」
「あれ子供というものはしょうがねえもんだな。徳利せえ持っていれば酒だと思う。酒ではねえ。このなかの物がおめえ達にわかるもんかね。もしこのなかに入っている物を当てたらなかのどじょう一尾やるべえ」
葷酒山門ばかりでなく、表向きは妻帯も許さずで、近頃は表方に対して裏方と呼んでいる。寺の権妻を大黒といった。
大黒を和尚布袋にして困り
檀家の衆、裏方よりそっとのぞき見るに、和尚勝手にて向う鉢巻、蛸を料理しているので、これは悪いと思い、わざわざ表より頼もうと声をかければ、和尚慌ててでてきたり。座敷に上がり、いろいろ、話の末に、
「和尚様にはよいお楽しみがございますな。私は親しい間柄、何もお隠しなくお打明け下さい」
といえば、
「これはどうもさばけたおことば。それでは、これお花、ごく近しい檀家の方じゃ、ここへでてきてお近づきになんなさい」
ひらかねば扇も風の蕾かな
咄家になくてならない小道具の扇子を「カゼ」という。楽屋でつい馬鹿咄がはずんで、扇子を忘れて高座へ上がって喋りだしたが、どうしても扇子がなくてはできない咄がある。