Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
ほどう
舗道
宮本 百合子
Lesen Sie 舗道 (ほどう) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 34.745 Zeichen · 70 Bildschirme
と云った。そして今はみつ豆のかんてんをぽちぽちたべながら、
「……私エスペラントなんて柄じゃないんだけれど……でも、講習会へ来てるひと、わりかたみんな気持いい人ばっかりね。それに教科書が痛快だわ。……いっそあのパン菓子屋さんのお神さんにでもして貰っちゃおうかしら」
みどりは元柳原の裏のアパートをかりて住んでいるのだった。
「気が向いたらよって下さいな。とてもおかしなとこで笑っちゃうワ。どうせ昼間は家にいないから、盲窓みたいな三角の室にいるの……七円よ、悪くないでしょ?」
ミサ子は、みどりに対するこれまでの自分の心の中にもいつの間にかやっぱり××○○流の気分が入ってたと思って、後めたい心持だった。
「――丸ビルの事務所へよってもかまわないかしら」
「かまうもんですか! でもあすこだっていつまでいれるか知れたもんじゃないわ」
「かわるの?」
「だって、ウダウダ云うの聞かなけりゃクビだもの。――まあ大抵一つところ三月だわね」
ミサ子も自分の住所と略図とを書いてわたした。
テーブルから立ちしなに、みどりは着物の襟元をひっぱりながら(彼女の方を三人づれの学生がじっと見ているのにかまわず)、