Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme

Aozora Bunko

アなりません。

十八

老女も中々の才物ではございますが、女だけに遂に大藏の弁舌に説附けられました。此の説附けました事は猥褻に渉りますから、唯説附けたと致して置ましょう。扨て此の一味の者がいよ/\毒殺という事に決しまして、毒薬調合の工夫は有るまいかと考えて居りますと御案内の通り明和の三年は関東洪水でございまして、四年には山陽道に大水が出て、二年洪水が続き、何処となく湿気ますので、季候が不順のところから、流行感冐インフルエンザと申すような悪い病が流行って、人が大層死にましたところが、お扣の前次様も矢張流行感冐に罹られました処、段々重くなるので、お医者方が種々心配して居りますが、勇気のお方ゆえ我慢をなすって押しておいでのでいけません、風邪を押損なったら仕方がない、九段坂を昇ろうとする荷車見たように後へも前へも往けません。とうとう藤本の寄席へ材木を押込むような事が出来ます。こゝで大藏がお秋の方の実父山路宗庵は町医でこそあれ、古方家の上手でありますから、手に手を尽して山路をお抱えになすったら如何と申す評議になりますと、秋月は忠義な人でございますから、それは怪しからん事、他から医を入れる