Japanische Klassiker mit Furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme
ように開けて這込む者を梅三郎が細目を開いて見ますると、面部を深く包んで、尻ッ端折を致しまして、廊下を這って来て、だん/″\行灯の許へ近づき、下からふっと灯を消しました。漸々探り寄って春部が仰臥けざまに寝ている鼻の上へ斯う手を当てゝ寝息を伺いました。
梅「す……はてな……何だろうか知ら、気味の悪い奴だ、どうして賊が入ったか、盗るものもない訳だが……己を殺しにでも来た奴か知らん」
とそこは若いけれども武家のことだから頓と油断はしません。眼を細目に開いて様子を見て居りますと、布団の間に挟んであった梅三郎の紙入を取出し、中から引出した一封の破れた手紙を透して、披げて見て押戴き懐中へ入れて、仕すましたり…と行きにかゝる裾を、梅三郎うゝんと押えました。
二十八
姿は優しゅうございますが、柔術に達した梅三郎に押えられたから堪りません。
曲者「御免なさい」
梅「黙れ……賊だな、さ何処から忍び込んだ」
曲者「何卒御免なすって」
梅「相成らん……何だ逃げようとして」
と逆に手を取って押付け。
梅「怪しい奴だ、清藏どん、泥坊が入りました。清藏どん/\聞えんか、困った