Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme

Aozora Bunko

と心得ましたから、飛上って障子を引開け、中へ踏込んで身構えに及び、声を暴らげ、

祖「実父の仇覚悟をしろ」

と叫びましたが、梅三郎の方では祖五郎が来ようとは思いませんから驚きました。

梅「いやこれは/\思い掛ない……斯様な処でお目にかゝり面目次第もない、まア何ういう事で此方へ」

祖「汝も立派な武士だから逃隠れはいたすまい、何の遺恨あって父織江を殺害して屋敷を出た、殊に当家の娘と不義をいたせしは確かに証拠あって知る、汝の許へ若江から送った艶書が其の場に取落してあったが、よもや汝は人を殺すような人間でないと心得て居ったる処、屋敷から通知によって、確かに汝が父織江を討って立退いたる事を承知致した、斯くなる上は逃隠れはいたすまいから、届ける処へ届けて尋常に勝負を致せ」

と詰かけました。

梅「御尤もでござる、まア/\お心を静められよ、決して拙者逃隠れはいたしません、何も拙者が織江殿に意趣遺恨のある理由もなし、何で殺害をいたしましょうか、其の辺の処をお考え下さい、何者が左様な事を申したか、実に貴方へお目にかゝるのは面目次第もない心得違い、此処へ逃げてまいりまして、当家の世話になって居ります