Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme

Aozora Bunko

よう……拙者は決して逃隠れはいたしませんが、お互に年来御高恩を蒙った主家の大事、証拠にもならんような事なれども、お国家老へ是からまいって相談をして見とう存じます、是は貴方一人でも拙者一人でもならんから、両人でまいり、御城代へお話をして御意見を伺おうと存じますが如何でござる」

と段々云われると、予て神原や松蔭はお妾腹附で、どうも心懸が善くない奴と、父も頻りに心配いたしていたが、成程然うかも知れぬ、それでは棄置かれんと、それから二人が手紙を志す方へ送りました。祖五郎は又信州上田在中の条にいる姉の許へも手紙を送る。一度お国表へ行って来るとのみ認め、別段細かい事は書きません。さて両人は美作の国を指して発足いたしました。此方は入違って祖五郎の跡を追掛けて、姉のお竹が忠平を連れてまいるという、行違いに相成り、お竹が大難に出合いまするお話に移ります。

三十二

祖五郎は前席に述べました通り、春部梅三郎を親の敵と思い詰めた疑いが晴れたのみならず、悪者の密書の意味で、略ぼお家を押領するものが有るに相違ないと分り、私の遺恨どころでない、実に主家の大事だから、早くお国表へまいろうと云うので、急に二人梅三郎と共にお国へ出立いたしましたが、其の時姉のお竹の方へは、これ/\で梅三郎は全く父を殺害いたし