Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme

Aozora Bunko

婆「何様にも何にも娘子が声をあげて泣いてるだよ、あんた余り泣きなすって身体へ障るとなんねえから、泣かねえが宜うがんすよ、諦めねえば仕様がねえと云うと、私は彼に死なれると、年もいかないで往く処も無え、誠に心細うがんす、あゝ何うすべいと泣くだね、誠に気の毒な訳で」

五「はアー困ったもんだな」

早「私え、ちょっくら行って来よう」

五「なに手前は行かなくっても宜い」

早「行かなくっても宜いたって、悔みぐらいに行ったって宜かんべい」

五「えゝい、何ぞというと彼の娘の処へ計り行きたがりやアがる、勝手にしろ」

と大かすでございましたから早四郎は頬を膨らせて起って行く。五平は直にお竹の座敷へ参りまして。

五「はい、御免下せえ」

と破れ障子を開けて縁側から声を掛けます。

竹「此方へお入んなさいまし、おや/\宿の御亭主さん」

五「はい、只今婆アから承わりまして、誠に恟りいたしましたが、お連さまは御丹誠甲斐もない事で、お死去になりましたと申す事で」

竹「有難う、長い間種々お世話になりました、殊に御子息が朝晩見舞っておくれで、親切にして下さるから何ぞお礼をしたいと思って居ります、病人も誠に真実なお方だと悦んで居りました、私も丹誠が届くならばと思いましたが、定まる