Japanische Klassiker mit Furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme
もの」
早「何様たって、丹誠して心のたけを書いただが、あんたの袂に書いたものが有ったんべい」
竹「私は少しも知らないので、何か無駄書の流行唄かと思いましたから、丸めて打棄ってしまいました」
早「あれ駄目だね、流行唄じゃアねえ、尽しもんだよ、艶書だよ、丸めて打棄っては仕様がねえ、人が種々丹誠したのによ」
と大きに失望をいたして欝いでいます。
三十四
お竹は漸々に其の様子を察して、可笑しゅうは思いましたが、また気の毒でもありますからにっこり笑って、
竹「それは誠にお気の毒な事をしましたね」
早「お気の毒ったって、まア困ったな、どうも私はな……実アな、まア貴方も斯うやって独身で跡へ残って淋しかろうと思い私も独身でいるもんだから、友達が汝え早く女房を貰ったら宜かろうなんてって嬲られるだ、それに就いては彼の優気なお嬢さんは、身寄頼りもねえ人だから、病人が死なば己がの女房に貰いてえと友達に喋っただ、馬十てえ奴と久藏てえ奴が、ぱっ/\と此れを方々へ触れたんだから、忽ち宿中へ広まっただね」
竹「そんな事お前さん云立てをしておくれじゃア誠に困ります」
早「困るたって私もしたくねえが、冗談を云った