Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme

Aozora Bunko

祖「是は御家老様にお似合いなさらんお言葉で、紋之丞様が御家督相続に相成れば、万事御都合が宜しい事で、お舎弟様は文武の道に秀で、お智慧も有り、先ず大殿様が御秘蔵の御方度々お賞めのお言葉も有りました事は、父から聞いて居ります」

數「それはお前たちの知らん事、何でも菊様に限る」

大「えゝ、松蔭横合より差出ました横槍を入れます、これは春部氏祖五郎殿の申さるゝが至極尤もかと存じます、菊様は未だお四才で、何のお弁えもない頑是ない方をお世嗣に遊ばしますのも、些と不都合かのように存じます、菊様御成人の後は兎も角こゝ十四五年の間は梅の御印様が御家督になるのが手前に於ては当然かと、憚りながら存じます」

數「然うじゃアあるまい」

大「いや/\それは誰が何と申しても左様かと心得ます」

福原數馬は俄に面色を変え、容を正して声を張上げ。

數「黙れ……白々しい事を申すな、松蔭手前はそれ程御舎弟紋之丞様を大切に心得て居るならば、何故飴屋の源兵衞を頼んだ」

大「はっ」

數「神原五郎治、四郎治と同意致して、殿を蔑ろにする事を私が知らんと思うて居るか、白痴め、左様に人前を作り忠義立を申してもな、其の方は大恩人の渡邊織江を谷中瑞麟寺脇の細道において、手槍をもって突殺した