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Japanische Klassiker mit Furigana

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エタにたいするあっぱくのえんかく

被差別部落とは何か

喜田 貞吉

Lesen Sie 被差別部落とは何か (エタにたいするあっぱくのえんかく) von 喜田 貞吉 (きたさだきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 133.169 Zeichen · 267 Bildschirme

Aozora Bunko

すなわち陵戸は執る職業が賤しかったから、自然賤民として賤められたのでありますが、家人・奴婢に至っては、全く社会上に於ける境遇上の問題でありまして、人そのものが特別に卑しいとか、穢ないとかいう訳ではありません。当初賤民の起った時には、或いは被征服者とか、被掠奪者とかいう者であったでありましょうが、それも民族の別からではない。ことに後には貧乏して金が返せぬとか、父兄に売られたとか、誘拐されたとかの原因で奴婢になるのもあれば、自ら好んで家人になるのもある。つまり境遇上の問題で、民族上の問題ではありません。ただ法律上厳格にこれを区別した所以のものは、社会の秩序を維持する、主人たるものの財産権を保護するという意味が主なるものであったと存じます。されば、その主人が好意上から、或いはその他の理由から、奴婢を上せて家人となし、或いは家人・奴婢を解放して良民となすことが出来ます。いつでも政府に申して、戸籍を訂正してもらえばそれでよい。従来厳に通婚をまで禁ぜられていたものも、たちまち何ら区別のない良民になることが出来るのであります。また官の奴婢は、年六十六以上になれば当然官戸となり、七十六以上になれば当然良民となる。