Japanische Klassiker mit Furigana
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エタにたいするあっぱくのえんかく
被差別部落とは何か
喜田 貞吉
Lesen Sie 被差別部落とは何か (エタにたいするあっぱくのえんかく) von 喜田 貞吉 (きたさだきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 133.169 Zeichen · 267 Bildschirme
「今少しく兵を起したでは敵を滅ぼすことは出来ない。さりとて多く兵を動かせばこれ百姓の害である。なるべく兵刃に衂らずして、坐ながらにして目的を達したい」と仰せられております。同じ天皇が日本武尊を蝦夷征伐にお遣わしになった時にも、「願わくは深く謀り遠く慮り、姦を探り変を伺いて、之に示すに威を以てし、之を懐くるに徳を以てし、兵甲を煩はさずして自ずから臣隷せしめよ」と仰せられております。これは「中臣祓」にも書いてあります事で、「豊葦原の瑞穂国を安国と定め給ふ」という事が、天孫治国の一大信条でありました。豊葦原の瑞穂国、すなわち我が日本の土地には、前から人民が沢山いる、その国を安国と平けく治ろしめすというのが大目的でありました。決して先住の人民を殺したり、放逐してしまったりして、その国を奪われたのではない。その国を安国と平定し、先住の人民を幸福なるものにすることが、一大目的なのでありますから、もともと多く敵を殺す必要はない。無論味方も大切で、これをも多く殺すことなく、つまり敵をも殺さず、味方をも損せず、双方無事に幸福なる国家を造ろうとするには、威を以て望み恩を以て誘い、ことごとく天皇の御徳に服せしむるにあるのであります。