Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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せいようにんじょうばなし えいこくこうしジョージスミスのでん

西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝

三遊亭 円朝

Lesen Sie 西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝 (せいようにんじょうばなし えいこくこうしジョージスミスのでん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 74.872 Zeichen · 146 Bildschirme

Aozora Bunko

男「饂飩屋さん一杯おくれ」

饂「へい只今上げます」

と云いながら顔を見合わせ、

饂「え是は」

男「大(おお)きに待遠(まちどお)だったろうな、もっと早く出ようと心得たが、何分(なにぶん)出入(でいり)が多人数(たにんず)で、奉公人の手前もあって出る事は出来なかった」

饂「待つのは長いもので、おまけに橋の袂(たもと)だから慄(ふる)え上(あが)るようで、拳骨(げんこつ)で水鼻(みずッぱな)を摩(こす)って今まで待っていたが、雪催(ゆきもよお)しだから大方来なかろう、そうしたら明日(あした)は君の宅(うち)へ往(ゆ)く積りだった」

男「此間(こないだ)君が己(おれ)の宅(うち)へ、まア鍋焼饂飩屋の姿で、ずか/\入って来たから、奉公人も驚き、僕も困ったじゃアないか」

又「何(なん)で困る、君は今川口町四十八番地へあの位な構えをして、其の上春見と人にも知られるような身代になりながら、僕は斯様(こん)な不体裁(ふていさい)だ、身装(みなり)が出来るくらいなら君の処へ無心には往(ゆ)かんが、実は身の置処(おきどころ)がなくって饂飩屋になった又作だ、こゝで千円の資本(もとで)を借り、何か商法に取附(とりつ)くのだ、君も又貸したって、宜(よろ)しいじゃアねえか」