Japanische Klassiker mit Furigana
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「ふんしょじだい」のしゅつげん
論理とその実践――組織論から図書館像へ――
中井 正一
Lesen Sie 論理とその実践――組織論から図書館像へ―― (「ふんしょじだい」のしゅつげん) von 中井 正一 (なかいまさかず) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 57.021 Zeichen · 120 Bildschirme
三つ位のテーマをくりかえしいって、それに具体的な例をつけて、それを身振りをつけて面白可笑しくブッつけて、更に、それを数語の標語に緊めあげて、しっかり手にもたせて、手でその上を握ってやるのである。
例えば、封建制イデオロギーなどといったら彼等は、そんなハイカラなものは、またはそんなムツカシイものは自分にはないとソッポをむいてしまうのである。「見てくれ根性」「抜駆け根性」と類型化すると、「それなら私の中にありますわあ」と笑いだすのである。しからば「何故それが悪いのか?」「みんなもっている当り前のことじゃないか」と考えてくる。そこで宇治川の先陣の一席を、「やあやあ我こそは……」と声高らかにやって馬を走らせ、刀をひらめかせて、鮮洌な印象の中にそれが展開されて、彼等の口がポカンとほほえみと共に開けられて来なければ、こちらから投げ込むものは腹の底までは届かない。これが腹の底まで行かなくても、喉の辺りにつっかかっても、それはもうこちらのものである。
私は、三カ月の敗衄の後に、更に腰をひくめて三カ月ジリジリと勝利への苦闘を一月、二月、三月とたたかった。ついに四月、七十人のカント講座の聴講者をつかんだ。