Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

ちょうほうちゅうけいきょく

諜報中継局

海野 十三

Lesen Sie 諜報中継局 (ちょうほうちゅうけいきょく) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 19.537 Zeichen · 40 Bildschirme

Aozora Bunko

あれで生産力を持っていたら、天下無敵だよ」

記者パイク「編集長は、ジャップを友人に持ったことがあるのかね」

編集長「あったとも。おれは日本人を信じている一人だよ、今もね。しかしわが国の政府役人は、ひどいことをしやがる。この間○○の動物園に、日本勇士の俘虜を檻に入れてあるというので、わいわい見物人が押し寄せていると通信があった。僕は序があったので、こっそり寄ってみた。ひどいことをしてあったぜ」

記者パイク「あの話なら聞いたがね、ニミッツがジャップは猿だといったんだから、檻につなぐのは当り前じゃないか」

編集長「まだ先を聞けよ。本当に檻に入れてあったよ。たいへんな格好をさせてあるんだ。歯は一本残らず抜いてあるし、爪をみんな剥がしてある。自殺できないようにというんだ」

記者パイク「真珠湾――いや台湾沖フィリピン沖のかたきだ」

編集長「ところがその俘虜の勇士だというのが、僕の知っている日本人だったんだ」

記者パイク「えっ、何だって」

編集長「J・Kとかいう日本人なんだよ。彼は勇士でもなんでもない。戦争前までは、カリフォルニアの農園で洗濯屋をやっていたおやじなんだ。僕は知っているんだ。