Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

まずしきしんと

貧しき信徒

八木 重吉

Lesen Sie 貧しき信徒 (まずしきしんと) von 八木 重吉 (やぎじゅうきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 4.888 Zeichen · 11 Bildschirme

Aozora Bunko

病床無題

無題

梅

雨

木枯

無題

茅のかげに

赤いようなものを見たとおもった

病床無題

人を殺すような詩はないか

無題

息吹き返させる詩はないか

無題

ナーニ 死ぬものかと

児の髪の毛をなぜてやった

無題

赤いシドメのそばへ

にょろにょろと

青大将を考えてみな

梅

眼がさめたように

梅にも梅自身の気持がわかって来て

そう思っているうちに花が咲いたのだろう

そして

寒い朝霜ができるように

梅自からの気持がそのまま香にもなるのだろう

雨

雨は土をうるおしてゆく

雨というもののそばにしゃがんで

雨のすることをみていたい

木枯

風はひゅうひゅう吹いて来て

どこかで静まってしまう

無題

雪がふっているとき

木の根元をみたら

面白い小人がふざけているような気がする

無題

神様 あなたに会いたくなった

無題

夢の中の自分の顔と言うものを始めて見た

発熱がいく日もつづいた夜

私はキリストを念じてねむった

一つの顔があらわれた

それはもちろん

現在の私の顔でもなく

幼ない時の自分の顔でもなく

いつも心にえがいている

最も気高い天使の顔でもなかった

それよりももっとすぐれた顔であった

その顔が自分の顔であるということはおのずから分った

顔のまわりは金色をおびた