Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
あかいカブトムシ
赤いカブトムシ
江戸川 乱歩
Lesen Sie 赤いカブトムシ (あかいカブトムシ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N4. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N4 · Einstieg · moderne Kanji und Kana · 23.237 Zeichen · 47 Bildschirme
ぬすまれたら、このちえくらべは、きみたちのまけなのだ。」
それをきくと、「ああ、あのときのまほうはかせだったのか。」
と、やっとあんしんしましたが、でも、まだわからないことがあります。
「きのう、このせいようかんの外がわを、はしごもないのに、するするとのぼっていったのはおじさんだったの。それから、まどからのぞいていた女の子は、どうしたのです。おじさんがいじめていたのでしょう。」
「うふふふ……。あれは、きみたちを、ここへおびきよせる手なのだよ。木村くんのいもうとのミドリちゃんたちが見ているのを知っていて、ふしぎなことをやってみせたのだ。あのときは、このうちのやねから、ほそい、じょうぶな糸のなわばしごがさげてあって、それをつたってのぼったのさ。夕がただから、とおくからは、その糸が見えなかったのだよ。
あのときの女の子は、にんぎょうだよ。ほら、これをごらん。」
まほうはかせは、マントの下にかくしていた、大きなにんぎょうを出してみせました。
「でも、きのうの女の子は、かなしそうなさけび声をたてていたというじゃありませんか。」
小林くんがききかえすと、はかせはにやにやわらって、よこをむきました。