Japanische Klassiker mit Furigana
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えちごじし
越後獅子
羽志 主水
Lesen Sie 越後獅子 (えちごじし) von 羽志 主水 (はしもんど) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 7.114 Zeichen · 15 Bildschirme
之が他家のでは又別に考え直さなけりゃなりません。
あの手拭が頸に纏い就いてる有様を巨細視て下さい。あの手拭は交叉して括っては無い。端からグルグル巻き付けた形になってます。活きてる内は締まって居ず、死んでから締って来て、喰い込んで来たのです。換言えば軽く頸に巻きつけて置いた手拭は、其儘で、頸の方が火膨れに膨れて、容積が増したから、手拭が深く喰い込んだのです。創国時のアメリカ人が蛮民だ、人道の敵だと目の敵にして、滅して了ったアメリカ印度人は、其実、平和の土着民で白人こそ、侵略的で人道の敵だったのと同じことです。
手拭は自宅の物で宜しい、咽ッ風邪で、咽喉が痛むから、有り合せの手拭を水で絞って、湿布繃帯をしたのでしょう」
「然しネ勝次郎が邪魔払いなり、保険金なりの為に絞め殺して、直に放火して、大急ぎで越前屋迄往って、何喰わぬ顔して居るとも考えられませんか」
「夫れは、考えは何の様にも出来るが、事実とシックリ合うか否かネ、次に時刻ということが大事の問題になりますネ」
此時焼跡から帰って来た巡査部長が白い布の上に拡げた焼け残りのガラクタの中に、歪んだ、吸入器の破片があった。