Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
おどるちへいせん
踊る地平線(下)
谷 譲次
Lesen Sie 踊る地平線(下) (おどるちへいせん) von 谷 譲次 (たにじょうじ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 141.823 Zeichen · 283 Bildschirme
運動記者の鉛筆はノウト・ブックを走り、メガフォンがその時々の結果を報告して号令のように轟く。
スケイトも同じだ。聖モリッツあたりのリンクで、軽業のような目ざましいスケイティングをやってる連中を見ると、大抵は専門家ばかりである。橇競馬は瑞西じゅうどこにでもあるが、サン・モリッツはゲエムの馬が違う。頭部に色彩の美しい飾りを附けていて、橇もほかのより大きく立派に出来ている。
夜はダンスだ。どんなホテルでも舞踏交響楽のないところはない。昼間、男女の区別もわからないほど荒っぽい毛織物に包まれて雪と氷を生活していた紳士淑女が、短時間のあいだに流行の礼装に早変りして、ステイムと酒の香の温かい床に「触れ」を与えながら、夜が更けて、やがて、夜の明けるのを知らない。
例えばこの、オテル・ボオ・リヴァジュのバワリイKIDS大ジャズ・バンド。
Was it a dream ?
Say, was it a dream ?!
6
寒い国のくせに、どういうものか煖※の設備が感心しないから、瑞西のホテルは、来た当座は、誰もあんまりいい気持ちはしないらしい。もっとも、いぎりす人なんかがよく行くビイテンベルヒのレジナ・ニパラスあたりは、彼等の随喜する薪を焚く炉が切ってあるけれど、そのほかの場所では、大がい痩せこけたステイム・パイプが部屋