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Japanische Klassiker mit Furigana

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きんのくびかざり

金のくびかざり

小野 浩

Lesen Sie 金のくびかざり (きんのくびかざり) von 小野 浩 (おのひろし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 3.356 Zeichen · 7 Bildschirme

Aozora Bunko

イヌとネコは心配して顔を見合せました。自分たちのもらうものはどうでもいいけれど、だいじなお嬢さまが、あれほどほしがっていらっしゃる、くびかざりですから、どうしてもさがし出してもらわなければなりません。

おじいさんは帽子もとって見ました。靴もぬいで見ました。しかし、どこにもありません。ネコやイヌやオウムは、それこそ、がっかりしてしまいました。

と、ふいに、「おお、そうだ。」と、おじいさんは、むねをたたきました。「思い出したよ。あれはわしの家のコウノトリのくびにかけてある。かけたまま忘れて出て来たんだよ。」

イヌとネコは、ためいきをついて、おじいさんの顔を見つめました。

「これから取りに帰っては、ほかの子どものところへまわれないし、さて、どうしたらいいだろうな。」

「僕がとりにいきましょうか。」と、イヌが言いました。「僕もネコも早い四本足がありますよ。」

「だめだだめだ。わしのうちはとおいとおい空の上なんだから、四本足だろうが六本足だろうが、これから行って、あけがたまでに帰って来ることはとても出来ない。」

「では、私がとんでまいりましては?」と、オウムが籠の中から、羽ばたきをして言いました。