Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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やみよのうめ

闇夜の梅

三遊亭 円朝

Lesen Sie 闇夜の梅 (やみよのうめ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 22.133 Zeichen · 44 Bildschirme

Aozora Bunko

と直に右の通の外題にして演ると大層に当ったという話がある。その真似をして林家正藏という怪談師が、今戸に心中のあった時に『たった今戸心中噺』と標題を置き拵えた怪談が大して評が好かったという事でござります。この闇夜の梅と題するお話は、戯作物などとは事違い、全く私が聞きました事実談でござります。

えゝ、浅草に三筋町と申す所がある。是も縁で、三筋町があるから、其の側に三味線堀というのがあるなどは誠におかしい、それゆえ生駒というお邸があるんだなんぞは、後から拵えたものらしい。下谷があるから上野があって、側に仲町がありまして上中下と揃って居る。縁というものは何う考えても不思議なもので、腕尽にも金尽にも及ばぬものだというが、これは左様かも知れませぬ、まア呉服屋などで、不図地機の好い、お値段も恰好な反物を見附けたから買おうと思って懐中へ手を入れて見ると、金子が少々足りないから、一旦立ち帰り、金子の用意をして再び来ると、誠にお気の毒様でござりますが、貴方がお帰りになると、直に入らしったお方が見せて呉れと仰しゃいまして、到頭其の方の方へ縁附になりました。