Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

やみよのうめ

闇夜の梅

三遊亭 円朝

Lesen Sie 闇夜の梅 (やみよのうめ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 22.133 Zeichen · 44 Bildschirme

Aozora Bunko

粂之助は身の言分が立ちませぬから、

粂「申訳を致します……もも申訳を……何卒お放しなすって下さいまし」

玄「さ、何う言分をする」

粂「へい申訳は此の通りでござります」

と自分の差して来た小短い脇差を取って抜くより早く喉へ突立てにかゝった。玄道は胆を潰して其の手を抑え、

玄「こ、これ待てッ」

粂「いゝえ、お留め下さるな、申訳が有りませぬから、私は自害をいたして申訳をいたします」

玄「自害をしたってそれで済むと思うか」

頻りに争うておる処へ、ガラリと縁側の障子を開けて這入って来た男を見ると、紋羽の綿頭巾を鼻被にして、結城の藍微塵に単衣を重ねて着まして、盲縞の腹掛という扮装、小意気な装でずっと這入って、

男「ま、ま、お待ちなせえ、おう詰らねえ事をするない、手前は死なねえでも宜いや」

粂「ヘエー」

と顔を見ると今日朝の中に来た、千駄木の植木屋の九兵衞だから恟りして、

粂「おや、貴方は千駄木の植木屋さんで……」

九「ウム、植木屋の九兵衞だ、お前はまア死なねえでも宜い……え、和尚さん私は、千駄木の植木屋の九兵衞と云って、此の粂之助を騙しに行った悪党でごぜえます」