Japanische Klassiker mit Furigana
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きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme
幸「馬鹿ア云うな」
と是から機んでお酒を飲んで寝ましたが、さてお話後へ返りまして。
四十三
丁度其の日に峯松が万事都合好く話を致して、彼のお藤と云う隣座敷のお客を車に乗せて引出しまして、伊香保の降り口から一挺車を雇いまして、女中を乗せて渋川へ下りて、金子へ出まして、金子から橋を渡り北牧へ出まして、角屋で昼食をして、余程後れました。それから、男子村へ出まして村上へかゝりまして、市城から青山伊勢町中の条へ掛ると日は暮れかゝりまして、木村屋で小休みに成りますから十分手当をして遣り、車夫も疲れた様子だから車を取換えようと云うが、是非四万まで往きますと云うも十分手当をして遣りましたからでございます。酒の機嫌で遅くはなったが十時までには屹度引張るからと、峯松も疲れては居るが親切者、早く往って逢わせようとガラ/″\/″\/″\車を挽いて折田村まで一里ばかりも参りますと、どっぷり日は暮れて、木の間隠れに田舎家の灯がちら/\見えまして、幽かに右の方は五段田の山続き、左は吾妻山、向うは草津から四万の筆山、中を流るゝ山田川の水勢は急でございまして、皀莢瀑と字いたします、本名は花園の瀑と云う