Japanische Klassiker mit Furigana
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きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme
布「いえ私は死んでも宜しゅうございます、彼奴等二人を仮令私が手をおろして討ちませんでも、捕えてお上の手を借りましても思う存分に為ませんでは腹が癒えませんから」
佐「ウム…宜し、お暇を願って遣ろう……あゝー能く仇を討つと云った」
としめやかに話を為て居るを隣座敷で聞きまして、岡村由兵衞が、
由「旦那え/\」
幸「何だ」
由「仇を討つてえますが何でしょう」
幸「講釈だろう」
由「ナアニ少さい子が仇を討つてえと、何だか傍に居る老爺さんが能く討つと云ったてえましたぜ」
幸「ムヽもう討ったのか」
由「なに討ったとか討つとか云ってますが、此処でチョン/\始まっては大変で」
幸「まさか始まりゃアしめえ」
由「何でげしょう」
と岡村由兵衞が怖々廊下へ立出で、そっと障子の破れから覗くと、六十有余歳の老人と十二三に成る小僧と二人にてのひそ/\話、幸三郎も覗き見て、
幸「はて変だな」
と怪しみました。さて是から奧木佐十郎が茂木佐平次方へ参って、布卷吉の暇を貰って、川蒸汽に乗りまして足利へ帰るのでございますが、此の汽船へ再び橋本幸三郎が乗合せるのも妙な訳で、上州の川俣村と云う