Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme
出船宿から乗船切符まで買うて与えました。是から出船宿へ参るには、太田屋と申します宿屋の向横町を真直に這入りますと、突当りに香取神社の鳥居がありまして、傍に青面金剛と彫付けた巨きな石塚が建って居ります。鳥居から右へ曲ると高梨の家で、左右森のように成って居り、二行の敷石がございまして、是からずいと突当ると小高い堤が有ります。其処を上ってだら/\と下ると川岸でございます。此処に出船茶屋があります。升田仁右衞門と申しては彼の辺きっての好い出船宿でございます。船へ乗りますお客は皆早く此家へ参りまして待受けて居ります。切符を買ったり弁当拵えの支度をするとか、或は菓子を買って入れるなど多勢がごた/″\して居ります中に、前申上げました橋本幸三郎、岡村由兵衞の二人が野田から参りまして、先刻から出船を待って居ります。
由「旦那、只何うも私が今日驚きましたのは、彼のツク乗りで、何うも倒さまに紐へ吊下って重次郎さんが下って参ります処には驚きました」
幸「彼はまア珍らしいなア」
由「珍らしいなんて実に見る事は出来ませんよ、灯台下暗しで、東京の近処で彼様な変った