Japanische Klassiker mit Furigana
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きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme
女「お手水は其方じゃアいけません此方でございますよ」
由「へえ種々御親切に有難う存じます」
と由兵衞はこそ/\逃出しました跡で、彼の女は橋本幸三郎に向いまして、
女「貴方も東京のお方で」
幸「へえ」
女「彼の方と何方へいらっしゃいますの」
幸「私は足利まで参りますので」
女「おやまアお嬉しいこと私も足利へ参りますの、私は足利町五丁目の親類共に居りまする吉田屋のふみと云うもので、何うか些とお訪ね下さいまし」
幸「左様でございますか」
女「貴方は足利は何方でございます」
幸「ヘヽヽ極く外れの野暮な処へ参りますが、何れまたお訪ね申しましょう」
女「何卒入らしって下さいましよ」
幸「有難うございます」
女「私は五丁目に居りますので、右側の何でございますよ、貴方は」
幸「へい栄町の変な処を這入って桐生の方へ参る道でございますよ」
女「へえ左様でございますか」
幸「由さん早く来ておくれよ」
由「まだ話が途切れませんか、是は驚きましたな」
と云って居る中に船が出ました。また寳珠鼻へ着くと乗込むものも有り、是から関宿へ着きますと荷物が這入るので余程手間がかゝり、堺へ参りますと此処にて乗替え、栗橋へ参り、旭が昇って川に映り、よい