Japanische Klassiker mit Furigana
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きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme
児だが、今の世の中で武芸を習ったって廃れもので無駄だが、マア何う云う訳で」
市「何でもハア嗜で習いてえので」
修「ムヽー……何処の者だえ」
市「おい老爺さん此方へ這入んなせえ」
老「はい御免下さい、えゝお初にお目に懸ります、手前は足利在江川村と申します処に住み、微かに暮す奧木佐十郎と申す者であります、お見知り置かれまして己後御別懇に願います…えゝ此の子は私の孫でございますが、武芸を習いたいと云う心掛けで、実は是れまで商家へ奉公させて置きましたが、強って武芸を習いたいと申すので、主人方の暇を取り連れ戻る途中において、不図した事にて此の親方にお目に懸りました処、これ/\の殿さまが当時御隠居なすって在っしゃるから、剣術を教えて下さるように願ってやろう、と此方の勧めに任せて御無理を願いに参りましたが、何卒お手許へお置き遊ばして、お役にも立ちますまいが、使い早間にお使い下され、お暇の節には剣術を教えて下さるように願いとう存じます」
修「是れはお前の子か」
佐「いえ孫でございます」
修「左様か、妙だなア剣術を習いたいというのは……老爺さんは矢張り商人かえ」