Japanische Klassiker mit Furigana
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きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme
者でござるが、不幸にして男縁がなく、許嫁見たようなものもありましたが、不縁になったり、其の者が死にましたり、種々理由がありまして、年若の者を女隠居とするも不憫なれども、再縁致す了簡がないと申して独身で居りますが、常々貴方のお噂ばかりで……成程橋本さんは大分好い男で」
幸「ヘヽヽ恐入ります……」
由「いえ是は旦那さま、橋本さんの男の好いのは東京中の評判で大変なもんでげす、昨晩の段鼻の女などは此の旦那に何のくらい惚れたか知れません、跡を附けて来るてえ処を宜い塩梅に遁れて来ましたが、へばり附いてゝ弱りましたっけ」
修「幸三郎さんは慥か霊岸島辺にお在になって、其の頃はお独身のよう承わりましたが、只今では御妻君をお迎えになりましたか」
幸「へえ未だ縁なくして独身で居ります」
修「ムヽー……私の姪に当る此のお藤ねえ、日頃貴方の事ばかり誉めて居ますが、少し年は取って居りますけれども、貴方此娘を貰ってくれませんか」
幸「ヘヽヽ御冗談ばかり仰しゃって、恐入ります」
六十六
修「いえ若いのに未だ男の味知らず、是なりに隠居をさせるのも惜いもので、文明開化の世の中だのに昔気質に後家を立て通す