Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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きりがくれいかほのゆけぶり

霧陰伊香保湯煙

三遊亭 円朝

Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme

Aozora Bunko

人もありますが、私があるから行く訳にも往きません、私も行きたいと云うと、婆が一緒じゃア困ると仰しゃる、それゆえまア此処に居ります……お前さんは相変らずお元気で」

幸「何うも仕方がありません、親父が死んでからは何も為ません、只遊び一方で仕様がない、怠惰者になって仕様がありません」

由「御苦労なすった御様子ですが、まだ御新造さんなどは宜しいので、先刻木暮へ漬物を売りに来た方は五百石取ったとか云う、ソレ彼の色の白い伊香保の木瓜見たいな人で、彼の人が元はお旗下だてえから、人間の行末は分りません……じゃア御新造さん私も種々お話もありますから翌の晩」

女「屹度見世を仕舞うと参ります、もう仕舞いましょうと思います」

由「翌の晩ですよ、左様なら」

と其処を出て暗くなって帰って来ましたが、木暮八郎の三階の八畳と六畳の座敷を借りて居る二人連れ、婦人の若い方の女中が癪が起って、お附の女中が落着く様に押して居るが、一人では間に合いません、次の間に居た車夫の峰松が手伝ってバタ/\して居る処へ帰って来ました。

二十二

峰「由さん、今手こずったよ」

由「何うした」