Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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きりがくれいかほのゆけぶり

霧陰伊香保湯煙

三遊亭 円朝

Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme

Aozora Bunko

物が喰べたいとか、あゝいう物を織らして来てお呉んなさいと云う我まゝ気随でありますが、茂之助は宅へ往く了簡もなく、差向いで酒を呑み、小瀧の爪弾を聞いて楽しんで居ります中に、商売を懶けて居るから借金に責められるが、持立ての女だから、見え張った事ばかり為て居ります。

三

塩町と云う処に、相模屋と云う料理茶屋が有ります。此家は彼地では一等の家でございます。或日のこと、桑原治平と云う他所へ反物を卸す渋川の商人と、茂之助は差向いで一猪口飲りながら、

治「こう茂之助さん、君イね、何も彼も心得の有る人なり、それに前々は先ず戸田さまの御藩中であって大小を差した人に向って、僕が失敬な事を云うようで済みませんが、何うせ君の気に入るまいけれども、君の妻君のような者を持つは、実に此の上ない幸福だと思うが、おくのさんの心掛てえものは別だね、其の代り田舎育ちだから愚図だと云うは、何うもまア何かその云うことが、私も田舎者だから田舎の贔屓をするてえ訳じゃア無いが、言葉が違うので貴方の気に入らんか知りません、言葉は国の手形さ、亭主の留守を守る