Japanische Klassiker mit Furigana
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せいねんのげんきでふんとうするわがはいのいちにち
青年の元気で奮闘する我輩の一日
大隈 重信
Lesen Sie 青年の元気で奮闘する我輩の一日 (せいねんのげんきでふんとうするわがはいのいちにち) von 大隈 重信 (おおくましげのぶ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 2.084 Zeichen · 4 Bildschirme
何時でもいよいよ失敗すればいよいよ奮闘努力を続行する。而してこういう場合に更に新しい元気を得るには、どうかして我輩の一生を最も有益に送りたいという希望のあるためである。苟も社会に立って何事かを成そうというほどの人である以上、一度や二度の失敗で悲観する様なことのあろうはずがない。もしそういう人があるならば共に人生を語るに足るべき人とは言えない。かくの如き精神を持っているので、如何なる場合でも我輩の生活は常に希望が輝いている。従って我輩は何時も愉快に楽天的でいることができる。同じく人生に処する上は、なるべく有為の生活を成すべく長く送ることが必要である。それにはどうしても道の理想に適うところの生活が必要である。我輩の長寿説になにほどの科学的の根拠があるとすれば、それは倫理的道徳的生活と結び付いている点であろう。然るに今日の富豪などの中には、生きながらに地獄の苦悶をしているのが決して少なくはない。彼等の生活にはなんら道徳上の安心がなく、良心の満足し得るほどのものを持っていないからである。従って彼等が長生するには、苦悶の時を長からしむるまでのことで、祝すべきことではない、むしろ憐れむべきものである。