Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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せいしゅんのいきのあと

青春の息の痕

倉田 百三

Lesen Sie 青春の息の痕 (せいしゅんのいきのあと) von 倉田 百三 (くらたひゃくぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 127.338 Zeichen · 254 Bildschirme

Aozora Bunko

正夫さん、これは実に切実な問題ですね。私はこの頃になって初めてキリストのパンの問題の解決が徹底したものだと思われだしました。キリストに従えば財産を貯えることはその心に適いません。「汝ら行くには二つの衣をも携うべからず」です。また家族関係もキリストの本意でないことは明らかに聖書でわかります。それならパンの問題はいかにしましょう。キリストはそれは「神様が保証して下さる」と信じました。主の祈りのなかにも「我らの日用の糧を今日も与え給え」とあり、「なんじら明日のことを思い煩うなかれ」とあり、「なんじら何を着、何を食わんと思い煩うことなかれ、ただ神の言葉を求めよ、さらばこれらのものはその上に加えられん、そは天に在る父は、これらのもののなんじらに無くてかなうまじきことを知り給えばなり」とあり、これと「求めよ、さらば与えられん」というのを一緒にして考えてみれば、キリストの理想は、パンを神にデペンドして出家することにあったと思われます。キリストはそのとおり実行しました。フランシスコもその約束の上に立ちました。また西田天香氏もその約束を信じて現に出家の生活を持続しています。