Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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めしまつま

飯待つ間

正岡 子規

Lesen Sie 飯待つ間 (めしまつま) von 正岡 子規 (まさおかしき) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 59.525 Zeichen · 126 Bildschirme

Aozora Bunko

)聞こやしないや。ここは山北だ。おいおい鮎の鮓はないか。そうか。鮎の鮓は冬はないわけだナ。この辺を通るのは、どうもいい心持だ。ここが興津か。この家か、去年の秋移ろうかといったのは。なるほどこれなら眺望がいいだろう。」(大阪の連中が四、五人汽車の窓の外に立っている。)「先生お目出とう御座います。/\/\/\/\。」「ヤアお目出とう御座います。諸君お揃いで。」「今東京から電報が来たもんですからお出迎えに来たのです。」「そうですか、それは有難う御座いますが、ちょっと国へ帰って来ようと思いますから、帰りによりましょう。そうですか。サヨナラ。」

「おい車屋、長町の新町まで行くのだ。ナニ長町の新町といってはもう通じないようになったのか。それならば港町四丁目だ。相変らず狭い町で低い家だナア。」

「アラ誰だと思うたらのぼさんかな。サアお上り、お労れつろ、もう病気はそのいにようおなりたのか。」(座敷へ通る。)「アラおまいお戻りたか。」「マア目出とう。おばアさん相変らず御元気じゃナア。」「いいエおばあアはもうぼれてしもてなんの益にもたたんのヨ。」「おいさんはお留守かな。