Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
ぜにがたへいじとりものひかえ
鬼の面 ――銭形平次傑作選3
野村 胡堂
Lesen Sie 鬼の面 ――銭形平次傑作選3 (ぜにがたへいじとりものひかえ) von 野村 胡堂 (のむらこどう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 28.312 Zeichen · 57 Bildschirme
恵斎先生は感嘆の首を振りながら言うのです。
「それに違いありません。――これであっしの調べは済みました。恐ろしいことでしたよ。兄を殺したのは弟、その弟を殺したのは兄、時刻も同じだ。あっしは道学の先生じゃないが、人を呪わば穴二つとはよく言ったものですね」
平次はしょんぼりと立ち上がりました。そして八五郎を促し立てて、このドロリと淀んだ罪毒の淵から、大急ぎで飛出してしまったのです。
明神前の家へ帰って、女房のお静の酌で、無駄を言い言い、せめては八五郎と差向いで、一合を半分ずつ呑むのを楽しみに。