Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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くろいあたま

黒い頭

海若 藍平

Lesen Sie 黒い頭 (くろいあたま) von 海若 藍平 (かいじゃくらんぺい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 1.850 Zeichen · 4 Bildschirme

Aozora Bunko

と飛び出して踊り出しました。

その時王様はこう云って唄いました。

ヒイラ、フウラ、ミイラよ

ミイラの王様お眼ざめだ

赤い青いおべべ着て

黒いあたまをふり立てて

はねたり飛んだりまわったり

五ついつまでいつまでも

むかしのまんまのひとおどり

なんでもかんでも無我夢中

やめずにとめずに九とう

とうとう日が暮れ夜が明けて

いつまで経っても松の内

花子さんも羽子板の姉さんも夢中になって見ておりますと、王様の踊りはだんだんはげしくなって、次第次第に高く飛び上って、とうとう大広間の天井を突破って、虚空はるかに飛び上って、どこへ行ったか見えなくなってしまいました。

ハッと思って気がつきますと、夜が明けて、花子さんは矢張り寝床の中にいて、羽子と羽子板をしっかりと抱いているのでした。

羽子板の姉さんの頬はいつの間にか、またもとの通りにふっくらとなっておりました。