Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいじんにじゅうめんそう

かいじん二十めんそう

江戸川 乱歩

Lesen Sie かいじん二十めんそう (かいじんにじゅうめんそう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N5. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N5 · Einstieg · moderne Kanji und Kana · 12.492 Zeichen · 26 Bildschirme

Aozora Bunko

五人は、ボートをおだいばへつけました。こばやしくんとみずのくんが、アクアラングをつけて、うみの中にとびこみました。そうして、すこしやすんではまた、とびこんでいきます。

こうして、おだいばのきしを、ぐるっとまわっていくのでした。このへんのうみのそこは、ごみがいっぱいでどろぶかいのです。どろの中から、いろいろなかいそうがはえていて、ゆらゆらとうごいています。

こばやしくんとみずのくんは、うみのそこをおよぎまわりながら、ときどき、そばへよって手をにぎりあいます。

すると、アクアラングにしかけたでんわのせんが、手のひらでつうじあって、はなしができます。

「みずのくん、あそこにあやしいほらあながあるよ。いってみよう」

「うん、いってみよう」

ふたりは、おだいばのきしにちかづき、ほらあなにはいろうとしました。

ふたりは、なにをみたのか、ぎょっとしたように、いわかげにかくれました。まっくらなほらあなのおくに、おそろしく大きなものがうごいていたのです。ふたりが、じっとみつめていると、その大きなものは、ぬうっとでてきました。ながさが六メートルもある、まっくろな、くじらの子どもみたいなものです。